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2020.01.18
多焦点眼内レンズを使用した白内障手術に先進医療が使える今考えておくべきこと

多焦点眼内レンズを使用した白内障手術が2020年3月に先進医療から除外されることにつき、先日記事に載せました。
その後新聞にも同様の情報が掲載され、「先進医療の使えるうちに手術をしとこう」と考えておられる方がクリニックに多くこられています。

 

 

本当に今すべきでしょうか?

 

 

確かに、高額な手術を保険の補償で受けられるというのは大きなメリットだとは思います。
しかし、眼鏡をかけたら難なく見える眼なのに、お得だからということだけで手術をする必要があるでしょうか?
以下の項目につき今一度お考え頂くことをおすすめいたします。

 

 

① 眼鏡を使っても見えにくいですか?
② 眼鏡を使う生活はとても不便ですか?
③ 多焦点レンズにおける最大のデメリットであるハロー・グレアについて受け入れられますか?
④ 仮に5年待てばもっと良い眼内レンズが出るとしても今手術がしたいですか?
⑤ 自費負担とはなりますが、4月以降には恐らく今の5-6割程度の価格で受けられるとしても今しなければなりませんか?

 

 

今だからこそ冷静に本当に必要であるかをお考え頂く必要があるかと思います。
手術を受けるからには、やって良かった!と心から喜べる選択をして頂きたいと思います。

院長 渡邊

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